ドキュメントスペースには、履歴管理の機能があります。
これはドキュメントの変更履歴を保存して、チェックアウト/チェックインによる排他制御やロールバックによる変更の取り消しなどを行うための機能です。
図: 履歴管理の概要
履歴管理できるオブジェクトは、ドキュメントだけです。
版管理では、同一の版でも版番号が異なると別のオブジェクトとなりますが、履歴管理では、同一の履歴の場合は履歴番号が異なっても同一のオブジェクトとなります。
そのため、同一版/別版番号の複数のオブジェクトは、[リスト表示]エリアでは別のオブジェクトとして表示されますが、同一履歴/別履歴番号のオブジェクトは同一のオブジェクトとして表示されます。
新しい履歴を作る(改訂する)場合は、上記のように、一度「チェックアウト」して、あとで「チェックイン」します。チェックインした時点で、新しい履歴が作成されます。
「作業オブジェクト」は、チェックアウトすると作成される一時的なオブジェクトです。
作業オブジェクトを使って、改訂のための編集を行い、それをチェックインできます。作業オブジェクトは、[改訂履歴一覧]画面で確認できます。
ただし、確認できるユーザーは、ドキュメントをチェックアウトしたユーザーだけです。
履歴管理の詳細 ➯ 『ドキュメント管理サービス管理者ガイド』