全文検索条件式で使用するXMLスキーマの定義内容を、要素(ELEMENT)ごとに説明します。
ドキュメントスペースの[詳細検索]では、すべての要素(ELEMENT)に対してプレフィックスとして"eappli:"を記述してください。
[条件全体:textSearch]とは、検索条件全体を表す要素です。入力必須の項目であり、1つのXML文書につき、1つだけ記述します。
この要素の子要素として含まれる要素は、NOT条件かtextCondition-group型の条件です。これらの条件のいずれか1つを要素として記述します。
「textSearch」は、添付のXMLスキーマでは記述が必要となっています。しかし、ドキュメントスペースの[詳細検索]の全文検索条件式に記述するときには不要です。「textSearch」を記述しないでください。
textCondition-group型の要素の詳細 ➯次の各項目
[AND条件:ftsAnd]とは、ANDによる組み合わせの条件を表す要素です。
この要素の子要素として含まれる要素は、前述の「条件全体:textSearch」に記載された要素と同じです。
[OR条件:ftsOr]とは、ORによる組み合わせの条件を表す要素です。
この要素の子要素として含まれる要素は、前述の「条件全体:textSearch」に記載された要素と同じです。
[文字列検索:text]とは、文字列検索を表す要素です。
次に示す子要素で構成されます。
[wordList-group]要素の詳細 ➯ 「検索語リスト:wordList-group」
[検索語リスト:wordList-group]とは、検索語のリストを表す要素です。
次に示す子要素のいずれか1つで構成されています。
[wordList]要素の詳細 ➯ 「単語集合:wordList」
[thesaurus]要素の詳細 ➯ 「シソーラス展開:thesaurus」
[単語集合:wordList]とは、単語集合を表す要素です。
次に示す子要素で構成されます。
[word]要素の詳細 ➯ 「検索語:word」
単語集合の各単語間の関係を指定するために、[単語集合:wordList]の属性[op]として、次のいずれかの値を設定できます。
デフォルトは[OR]です。
[検索語:word]とは、検索語を表す要素です。
次に示す子要素で構成されます。
検索対象単語の一致方法を指定するために、[検索語:word]の属性[style]として、次のいずれかの値を設定できます。
デフォルトは[equal]です。
[シソーラス展開語:exword]とは、シソーラス展開のキーとなる単語を表す要素です。検索語を表す[word]とは異なり、シソーラス内の語と完全一致の場合だけ有効です。
設定できる範囲は、1文字以上の文字列です。文字列中にはスペースおよび記号を設定することはできません。
[辞書:dictionary]とは、シソーラス辞書名を表す要素です。この要素は1回だけ記述できます。
設定できる範囲は、1文字以上8文字以下の文字列です。あらかじめシソーラスの管理者によって作成/登録されている辞書名を設定します。文字列にスペースを使用することはできません。
シソーラスを用いた展開の場合は、シソーラス展開語の展開方法を表すために、[辞書:dictionary]の属性[mode]として、次のいずれかの値を設定できます。
デフォルトは[synonym]です。
[シソーラス展開:thesaurus]とは、シソーラス展開を表す要素です。[シソーラス展開:thesaurus]は、次の要素で構成されます。
[exword]要素の詳細 ➯ 「シソーラス展開語:exword」
[dictionary]要素の詳細 ➯ 「辞書:dictionary」