管理領域とは、起動テンプレート、およびユーザーが作成したワークフロー定義を保管するための場所です。管理領域には、ワークフローを利用するユーザーが共有する[共用領域]と、各ユーザーが自分専用の領域として使用できる[個人領域]があります。
各管理領域にワークフロー定義および起動テンプレートを作成するには、定義作成権および定義公開権が必要です。
ワークフロー定義および起動テンプレートを、各自の個人領域に対して、新規に登録できる権限です。ワークフロー管理アプリケーションの管理者設定で[定義作成者]にユーザー、グループまたはユーザーロールを指定することによって設定します。
共用領域にワークフロー定義および起動テンプレートを登録できる権限です。ワークフロー管理アプリケーションの管理者設定で[定義公開者]にユーザー、グループまたはユーザーロールを指定することによって設定します。
領域内のワークフロー定義および起動テンプレートの一覧を表示できる権限です。定義参照権の設定は変更できません。共用領域に対する定義参照権は、ワークフローのライセンスを持つ全ユーザーに与えられます。個人領域に対する定義参照権は、各領域の保有者に与えられます。
共用領域は、ワークフローを利用するユーザーが共有する領域です。この領域には、正式に認可されたワークフロー定義および起動テンプレートが存在します。 共用領域に対する操作には、ワークフロー定義および起動テンプレートの公開、改版、削除、参照があります。
表: 共用領域でのアクセス権
ワークフロー定義の公開 | 定義一覧の表示 | |
---|---|---|
定義公開者 | ○ | ○ |
その他のユーザー | × | ○ |
定義に設定されている使用言語と操作するユーザーの環境の言語設定が異なる場合は編集できません。
個人領域は、個人が利用するための領域です。個人的に作成したワークフロー定義、起動テンプレートを保存します。
表: 個人領域でのアクセス権
ワークフロー定義、起動テンプレートの登録 | ワークフロー定義、起動テンプレートの一覧 | |
---|---|---|
所有者 | ○(定義作成者の場合のみ) | ○ |
その他のユーザー | × | × |
定義に設定されている使用言語と操作するユーザーの環境の言語設定が異なる場合は編集できません。