日付関連の関数は、Date型の代わりにDateTime型に対しても適用できます。その場合、戻り値はDateTime型となります。
Date Add(Date date,Duration dur)
Date[] add(Date[] date,Duration dur)
dateに与えられた日付を期間dur進めた値を返します。durが負の場合は、その分戻した値を返します。
date
日付
dur
進める期間
指定分進めた（戻した）日付
処理日時が2021/01/01 12:30:00,定義の期間が10日間の場合
Add(${処理日時},${:期間})
→ 2021/01/11 12:30:00
Date AddYear(Date date, long year)
Date[] AddYear(Date[] date,long year)
dateに与えられた日付をyear年進めた値を返します。yearに負の数を与えた場合は、その分戻した値を返します。yearが空値の場合は何もしません。
date
日付
year
進める年数
指定分進めた（戻した）日付
処理日時が2021/01/01 12:30:00の場合
AddYear(${処理日時},1)
→ 2022/01/01 12:30:00
Date AddMonth(Date date, long month)
Date[] AddMonth(Date[] date,long month)
dateに与えられた日付をmonth月進めた値を返します。monthに負の数を与えた場合は、その分戻した値を返します。monthが空値の場合は何もしません。
date
日付
month
進める月数
指定分進めた（戻した）日付
処理日時が2021/01/01の場合
AddMonth(${処理日時},-3)
→ 2021/10/01
Date AddWeek(Date date, long week)
Date[] AddWeek(Date[] date,long week)
dateに与えられた日付をweek週進めた値を返します。weekに負の数を与えた場合は、その分戻した値を返します。weekが空値の場合は何もしません。
date
日付
week
進める週数
指定分進めた（戻した）日付
処理日時が2021/01/01 12:30:00の場合
AddWeek(${処理日時},2)
→ 2021/01/15 12:30:00
Date AddDay(Date date, long day)
Date[] AddDay(Date[] date,long day)
dateに与えられた日付をday日進めた値を返します。dayに負の数を与えた場合は、その分戻した値を返します。dayが空値の場合は何もしません。
date
日付
day
進める日数
指定分進めた（戻した）日付
処理日時が2021/01/01 12:30:00,整数10の場合
AddDay(${処理日時},${整数})
→ 2021/01/11 12:30:00
DateTime AddHour(DateTime date, long hour)
DateTime[] AddHour(DateTime[] date,long hour)
dateに与えられた日付をhour時間進めた値を返します。hourに負の数を与えた場合は、その分戻した値を返します。hourが空値の場合は何もしません。
date
日付
hour
進める時間
指定分進めた（戻した）日付
処理日時が2021/01/01 12:30:00の場合
AddHour(${処理日時},12)
→ 2021/01/02 00:30:00
DateTime AddMinute(DateTime date, long minute)
DateTime[] AddMinute(DateTime[] date,long minute)
dateに与えられた日付をhour分進めた値を返します。minuteに負の数を与えた場合は、その分戻した値を返します。minuteが空値の場合は何もしません。
date
日付
minute
進める分数
指定分進めた（戻した）日付
処理日時が2021/01/01 12:30:00の場合
AddMinute(${処理日時},-10)
→ 2021/01/01 12:20:00
DateTime MonthEnd(Date date)
DateTime[] MonthEnd(Date[] date)
dateに与えられた日付の月末の23:59:59を返します。
date
日付
与えられた日付の月末の23:59:59
処理日時が2021/01/01 12:30:00の場合
MonthEnd(${処理日時})
→ 2021/1/31 23:59:59
DateTime Now()
現在（式の評価時点）の日時を返します。
なし
式評価時点の日時
String DateFormat(Date d,String pattern)
String DateFormat(Date d,String pattern,String timezone)
String[] DateFormat(Date[] d,String pattern)
String[] DateFormat(Date[] d,String pattern,String timezone)
日時を指定した形式に整形された文字列にして返します。timezoneが省略された場合は、サーバーのタイムゾーンが使用されます。
d
対象となる日時
pattern
整形パターン文字列（java.text.SimpleDateFormatのパターン定義に準じます）
timezone
タイムゾーンを示す文字列（GMT+09:00）など
指定形式に整形された文字列
処理日時が2021/01/01 12:30:00の場合
DateFormat(${処理日時},"yy/M/d H:m:s")
→ 21/1/1 12:30:0（西暦2桁表示,月日字分秒は1桁で表示できる場合は1桁）
Duration TimeDiff(DateTime finish)
Duration[] TimeDiff(DateTime[] finish)
Duration TimeDiff(DateTime finish, DateTime start)
Duration[] TimeDiff(DateTime[] finish, DateTime start)
終了日finishと開始日startの差を取得します。
startが省略された場合、式評価実行時の現在日時が使用されます。
finish
終了日
start
開始日
終了日と開始日の差（単位は日、時、分、秒）
日付型属性「終了予定日」が2021-08-15,日付型属性「開始日」が2021-06-29の場合
TimeDiff(${終了予定日}, ${開始日})
→ 47日間